萬象山
「伊豆下田灣頭(萬象山)」(下田名勝繪はがき・マルヨ發行)
大正8-15年頃。武山(萬蔵山)の木が少なく岩が荒々しい。薪炭用に木が伐採されていたのだろう。右側に武ヶ濱が見える。江戸時代、第二代下田奉行・今村伝四郎正長が浪除堤を普請。それまで、直接、海に面していた下田の開発につながった。浪除堤には砂が寄り、武ヶ濱ができた。武山には、かつて萬蔵院という寺があった為、萬蔵山という通称で呼ばれた。

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