「伊豆 白濱村役塲」
大正7年頃。現在、伊豆漁協白浜出張所のある場所。昭和32年3月の下田町新庁舎竣工に伴い、白浜漁業協同組合に売却された。(昭和32年2月25日、下田町報)

「白濱村 本村は戸數約五〇〇戸人口三、〇〇〇人あり、村税を賦課せざるにして村費は基本財産の収入及專用漁業權(心太草の埰取)の益金を以って支辮す。本村の海岸は何れも白砂にして伊豆東西兩海岸唯一の村であります。沿岸一帯より生産する心太草の年産額三十萬圓以上あり此の収入を以って村税を支辮し且つ毎年一戸に付數百圓を平均に配當交付する慣例あり、村民は經済的に惠るゞ特別優秀な村であります。」
(「伊豆案内誌/靜岡縣、昭和10年頃発行)。

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