柿崎海岸の地引網
「伊豆下田名所 柿崎海岸ノ地引網」
(詩の港唄の町下田全集・日新社)
昭和初期。柿崎海岸では、かつて地引網が盛んに行われた。

貞亨三年(1686年)、下田と柿崎の間に、引網に関する紛議があって、時の下田奉行服部九郎右衛門が裁決し、柿崎村の引網は、赤崎から、今根、犬走、ミサゴ、間戸ヶ浜を結ぶ線から外側で操業してはならないとなっていた。(参考:加田萬蔵氏に聞く下田港をめぐる南伊豆漁業の変遷・下田史談会編)

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『大漁』 金子みすゞ
朝焼小焼だ 大漁だ 大羽鰮(いわし)の 大漁だ。 浜は祭りの
ようだけど 海のなかでは 何萬の 鰮のとむらい するだろう。