瀨濱附近てんぐさ採集の景
「(伊豆仁科)瀨濱附近てんぐさ採集の景」(松崎近傍ゑはがき)

昭和初期頃。仁科村濱の瀨濱。海岸に打ち寄せられる天草をたも網で掬い上げる人たち。白濱村では「寄草」の「さで拾い」といったそうだが、西伊豆ではどうだろう。西南の風が強く、天草が陸にたくさん寄せられそうな時など、前夜から興奮してなかなか寝付かれず、朝早くから採取に出掛けることもあったようだ。

三四郎島は、沖あい200メートルほどのところにある伝兵衛島・中ノ島・沖ノ瀬島・高島からなる4つの島で、見る角度により3つに見えたり、4つに見えたりすることからこう呼ばれている。また、干潮時には一番手前の伝兵衛島まで瀬が現れ足をぬらさずに歩いてわたることができます。この現象のことを「トンボロ」と言い、日本でも大変珍しい現象であります。 昭和58年に県の天然記念物に指定されています。
 (西伊豆町ホームページより)

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