大瀬向山
「大瀨向山」(伊豆南崎村風景 其三・矢野氏發行)
大正2年頃。
現在の南伊豆町大瀬港付近から山側を見た風景。

今は山の形も変わってしまった。山の上の松はなくなって同報無線のスピーカーや携帯電話の中継局が立ち、奥の山には風力発電の風車が林立している。昔は防潮堤がなく集落が直接海に面していた。台風が来ると高波が道路まで押し寄せ、台風後、道で小魚が拾えたという。
(大瀬出身S女子談)

「写真に写っている山の上の大木ですが、大松と言って大瀬の方々の心の拠り所だったようです。豆陽中学の寮にいた祖父(大瀬出身)は寮から帰るとき、大松が見えると朋輩を思い出し胸が熱くなったようです。
昔、大瀬出身で下田に住んでいる方々で大松会という会を開いていたのを思い出しました。」(ペンネーム・毒岳氏よりの投稿)

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