谷津温泉
「谷津温泉」(奥伊豆温泉旅館組合)
昭和初期頃。昔は、立岩温泉といった。
昭和15年7月、井伏鱒二が南豆荘当宿中、豪雨となり谷津川が氾濫して床上まで浸水し二階に避難した時の様子が『南豆荘の将棋盤』の中に記されている。

「立岩温泉 谷津の山間、沖積層中に湧出す。一名大湯と云う。今を去ること千五百有餘年前の發見にして、行基菩薩漫遊の際、効驗靈妙なるより常に入浴したりと傳ふ。」(南豆風土誌)

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