峰温泉全景
「峰温泉全景」(河津三根温泉大噴湯・千鳥賣店發行)
昭和10年代頃。

「大正12年(1923)、峰区では、古来からの(はなだ)温泉は湧出量が少ないため、12月区民協議の上、正木季一外1名の名義を以て許可を得、上総式衝掘法により、縹温泉より2間ばかり離れた箇所に新花田温泉を掘穿したが、湧量の増量は見られなかった。(略)
 大正13年(1824)8月、稲葉時太郎が峰字三郎助に手掘で新温泉を発掘し、更に突掘を進めたところ、同15年(1926)11月22日、100℃の熱湯が空中70尺(約30m)ばかり吹き上げたといわれる大噴湯を得た。同温泉は昭和8年(1933)、田中経由で今井浜へ送湯した。」
(歴史の郷かわづ/河津町教育委員会)

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