川津の大瀑
「伊豆の仙境 川津の大瀑」
(南伊豆の仙境湯ヶ野温泉川津川の瀑布・林寫眞場)
昭和初期頃。

「高さ九丈・幅四間、登り尾の噴出に懸る玄武岩の柱状構造をなせる懸崖を飛下する壯觀は殆ど他に比すべきものなし。此の柱状溶岩の裂罅中より大瀑温泉湧出す。明治四十三年、此の瀑布を利用して河津川水力電氣會社發電所を設け、河津・稻生澤・下田地方に電力を供給す。因にいふ、陣幕瀑又神泊瀑とは以上三瀑(注)の總稱なり。」(南豆風土誌)
 注.初景瀑、竈瀑、大瀑

戻る